協同組合日本映画・テレビ スクリプター協会
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スクリプター協会は、映画、テレビドラマ、配信ドラマなど、
映像制作の現場で働くスクリプター(記録)の職能団体です。
相互扶助の精神のもと、職能の権利を守り、
スクリプターの知識・技術を新人に伝えて行く事業を行っています。
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映職連主催『映適シンポジウム』
の様子がYouTubeチャンネルにアップされました
10月30日に開催された映職連主催『映適シンポジウム』の様子が、
「日本映像職能連合」のYouTubeチャンネルにアップされました。
映適シンポジウムとは…
4月に活動を開始した「映適」によって映画制作現場はどのように変化しているのか、実際に映適作品に参加したスタッフのヒアリング調査を元に、
フリーランスの現場・仕上げに関わるスタッフが語り合うシンポジウム。(主に映適ガイドラインについての内容です)
総参加人数:108名
司会:伊藤さとり
進行:中村義洋(監督協会)
パネリスト:フリーランススタッフ 8名
2時間のシンポジウムをトピック別に9本の動画にまとめました。
どうぞご覧ください。
「映適って何?」など質問を受けた際に、この動画を紹介していただけますと幸いです。
<全9本> 各Ep 5分〜11分
Ep1:https://youtu.be/jH_L4fwJjWo (映適とは?)
Ep2:https://youtu.be/rXSFAZtzmb8 (契約書・スケジュール・予算)
Ep3:https://youtu.be/lJIXYTDek7w (作業・撮影時間)
Ep4:https://youtu.be/BsewY4jO5rM(パート間の格差)
Ep5:https://youtu.be/HOehRSp_BpU(全員13時間を守るには?)
Ep6:https://youtu.be/t1lGhUam1Dw (インターバル・休日・休憩・食事)
Ep7:https://youtu.be/GiWAJRy6P0k (準備と仕上げ)
Ep8:https://youtu.be/NFJJgpnEv3g (ハラスメント)
Ep9:https://youtu.be/8mT9OJmUrjE (質疑応答)
編集:編集協会 上野聡一氏
一番下の「映適ガイドラインで現場はどう変わったか 再生リスト」
からもご覧になれます。
映適作品に参加したスタッフのヒアリング調査は現在も行われています。
日本映像職能連合のチャンネルでは、今後も映適やスタッフセンター等の情報を動画で制作する予定です。
2023/12/10
『日本映画制作適正化認定制度』認定作品第一号が発表されました
7月14日、「日本映画制作適正化認定制度」認定作品第一号が東映配給
「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」(7月28日公開)と発表されました!
今作は、制作プロダクションである東映/東映テレビプロダクションが今年4月24日「映適」に申請し審査を経て、7月14日「映適マーク」が付与されました。
「映適マーク」は映画の本編と公式サイトに掲出されます。
また、第二号に東映配給「王様戦隊キングオージャー アドベンチャーヘブン」
(7月28日公開)が認定されています。
2023/07/23
『日本映画制作適正化機構』(「映適」)のチラシが出来上がりました!
スタッフセンターを紹介するチラシです。
どうぞご覧ください。 2023/07/07
第1回Creators Note勉強会
6月20日、日活本社にて第1回Creators Note勉強会が開催されました。
参加者は38名(協会員15名、協会員外23名)
講師は田口良子さん。
今までもiPad勉強会と称して過去4回開催してきましたが、
今回は今年(2023年)発売されたCreators Noteというアプリを使用しての 講習でした。
まず、開発元のFilm Solutionsのスタッフの方から脚本、スケジュール、絵コンテの作成や写真、録画の整理など映像制作に便利な機能の説明があり、
続いて講師の田口さん指導の元、脚本データ(今回の勉強会用)をiPadに取り込む作業から始まりました。
その脚本をベースとして日々のスケジュールや香盤表を作成し、衣裳写真など様々な資料と関連付けていく使い方を指導して頂きました。
今回初めて使う方、もうすでに使っている方で情報を共有し、たくさんの収穫があった濃い一日となりました。
スクリプター以外の部署の方たちも大勢参加して、自身の仕事に役立てようと 模索している様でした。
本当に様々な機能があり、それぞれの部署で役立つアプリです。
皆様もぜひご活用ください。 2023/06/26
2023年4月 適正化認定制度スタート
2023年4月1日より、『日本映画制作適正化機構』(「映適」)による認定制度がスタートしました。新制度では、労働時間や契約書、ハラスメント対応等について、定められたガイドラインに則って制作された映画に「映適」マークが付与されます。
この「作品認定制度」に加え、スタッフの処遇改善・人材育成を支援する「スタッフセンター」事業もこれから始まります。
「映適」は、日本映画製作者連盟、日本映画製作者協会と映職連(各職能団体)の三者がかねてより話し合いを重ね、映画制作を志す人たちが安心して働ける環境を作るために設立されました。スクリプター協会も2019年の検討当初から代表者を送り協議に参加してきました。
これから認定制度が浸透し、スタッフセンターが機能して行くよう、協会も引き続き協力して参ります。
「映適」のスタートを第一歩に、映画界の働き方改革を大きく前進させて行きましょう!
それには私たちフリーランススタッフ1人1人の注目が欠かせません。
ガイドライン詳細や、スタッフセンターについて、「映適」のホームページをぜひご覧ください。
2023/04/17
TOPICS 2023
東放学園 スクリプター講座
遅ればせながらの報告となりますが…先月、2月8・9日に東放学園映画専門学校にて、第20回スクリプター講座を開催いたしました。
今回はコロナ禍となってから初めての対面開催となりました。
座学・撮影実習(スクリプター体験)・ゲスト講義とギュッと濃縮した2日間でしたが、沢山の学生さんから大変好評な感想をいただき、私たちもほっといたしました。
学生の皆さんはとても積極的で、講師のスクリプターたちも、また改めて勉強となった2日間でした。
この講座は、コロナ禍以前は東放学園の生徒さんだけではなく、他校の学生さんや社会人の方も受講可能でした。残念ながら今年も一般受講生の受け入れは叶いませんでしたが、来年は学外の皆さまにも受講していただけるよう願っております。募集の際はホームページとFacebookでいち早くお知らせいたします!
(写真は講座1日目:撮影実習の様子)
2023/03/06
国立映画アーカイブ特集上映
日本の女性映画人Ⅰ
来たる2月7日~3月26日、東京・京橋の国立映画アーカイブにて、特集上映『日本の女性映画人』が開催されます。日本で映画が誕生して以来、監督・製作・脚本・美術・衣装デザイン・結髪・編集・スクリプターなど、 様々な職域で 多くの女性たちが活躍してきました。今回は特集パート1として、無声映画期から1960年代まで、女性がスタッフとして参加している計81作品(44プログラム)を上映。劇映画、教育映画、ドキュメンタリーにアニメーション、広く知られた作品から、めったに観ることができない作品まで、バラエティに富んだプログラムで、楽しくかつ学びのある貴重な機会になりそうです。スクリプター関連の作品も13作品上映され、スクリプター協会も協力しています。寒い時期ですが、国立映画アーカイブの美しい映写で、日本映画の名作の数々を楽しむのもよいですね!お時間ゆるすかぎりどうぞお運びください。
●「日本の女性映画人」上映プログラムは
国立映画アーカイブHPへ
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/women202212/
2023/01/05
TOPICS 2022
第19回 東放学園 スクリプター講座
2月16日、17日に開催されたスクリプター講座は、25名の参加者を得て盛況のうちに終了しました。
本年はオミクロン株急拡大のため全面オンライン開催に。撮影現場や編集室でのスクリプターの仕事を体験する実践授業も画面越しで行いました。リモートで上手く伝わっただろうか?と講師一同案じておりましたが、講座後のアンケートでは「実際の仕事の体験まで出来て、予想以上に楽しく勉強になった」「編集風景を見て現場でのスクリプターの仕事が撮影後も生きてくるのがわかった」との感想をいただき、ほっといたしました。
この講座は学校法人東放学園の主催で、現役スクリプターたちが講師となり、年に一度開催しています。東放学園の生徒以外の方も受講でき、スクリプター志望の方をはじめ、監督や編集など、様々なパートを目指す方々が毎年受講されています。日頃知る機会の少ないスクリプターの役割について、どなたでも楽しみながら理解を深められる講座を目指しています。
来年の開催も決まり次第このページでお知らせいたします。興味のある方はぜひご参加ください!
(写真は講座2日目:スクリプター座談会の様子)
『日本映画における女性パイオニア』
スクリプター 堀北昌子氏、公式サイトで紹介
「日本映画における女性パイオニア」は、映画史のなかで長らく看過されてきた女性の作り手( 監督やプロデューサー、編集や記録など )の仕事を発掘し、紹介するプロジェクトです。京都大学大学院の木下千花教授を代表に 2020年に発足し、現在7名の方々が共同で研究に取り組まれています。昨年2021年には研究成果を発表するウェブサイトが公開されました。
そしてこの度そのサイトに、スクリプター協会・特別会員の堀北昌子氏が、”女性パイオニア” の一人として紹介されました!記事を執筆なさったのは、プロジェクトのメンバーであり、スクリプター、脚本家、立命館大学映像学部准教授として活躍される谷慶子氏です。谷氏が担当する「スクリプター烈伝」の第1回として堀北氏が紹介されました。スクリプターのパイオニア女性たちに、谷氏がざっくばらんにインタビューをおこなっていくという「スクリプター烈伝」、今後もとても楽しみです。
また、同じ「烈伝」のページの「スクリプターとは何か」はスクリプター志望の方必見!東映京都撮影所出身、ベテランスクリプターである谷氏が、スクリプターの仕事の基本を豊富な写真資料とともに説明しています。下記リンクからどうぞご覧ください。
●「日本映画における女性パイオニア」プロジェクト
公式サイトリンク
https://wpjc.h.kyoto-u.ac.jp
TOPICS 2021
Facebookページはじめました
2021年7月、スクリプター協会公式Facebookページがスタートしました。
今後はホームページと併せて、協会主催・共催の講座や講習会等、皆さまに役立つ情報をスピーディーに発信して参ります!
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「スクリプターって何者?」
そんなあなたの疑問に答える傑作短編、ついに完成!
京都の撮影所に於けるスクリプター(大御所)のスゴさを示すおはなし(^^)
『スタート&リセット』 (16分01秒)
by TEAM臨機応変
出演:久保田磨希ほか
監督・脚本: 竹内美年子
(スクリプター協会会員)